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掲載日:24.04.03

アルペングループ/EC旗艦倉庫を愛知県稲沢市に開設

 スポーツ用品販売のアルペンは、新物流戦略の一つに「ECのサービスレベルの向上」を掲げており、その一環として愛知県稲沢市に延べ床面積1万坪のEC旗艦倉庫「中京フルフィルメントセンター(中京FC)」を今春に開設します。
 同社は、2018年にEC物流拠点「東日本フルフィルメントセンター(東日本FC)」(千葉県印西市)を立ち上げており、今回の中京FCは、中京エリア初の自社EC専用倉庫となります。
 愛知県にEC倉庫を開設することで西日本エリアへの配送リードタイムの短縮を図ります。また、愛知県にはメイン拠点となるディストリビューションセンター(在庫型物流センター)が存在するため、東日本FCよりも迅速に、商品の供給および店舗向け在庫との共有が可能で、取り扱いアイテムの拡大と在庫高のコントロールを実現し、顧客のニーズに柔軟に対応します。
 同社は、東日本FCに、ギークプラス社製の自動搬送ロボット「EVEシリーズ/P800R」を導入し現在216台が稼働中です。これにより23年時点(18年対比)で生産性を4倍向上させ、出荷リードタイムを2分の1に短縮しました。この実績から、中京FCでも継続導入を決め、立ち上げ段階では29台のロボットで運営を開始し、順次拡張していきます。


アルペン中京フルフィルメントセンター