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NXトピックス:
掲載日:24.04.03

日本通運/博多港で「NX博多アイランドシティグローバルロジスティクスセンター」の稼働開始~梱包工場と九州地域最大級となる天井クレーンを備え、半導体装置や大型貨物、重量物にも対応

 NIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社、日本通運は、博多港アイランドシティコンテナターミナル(IC)隣接地に、新倉庫「NX博多アイランドシティグローバルロジスティクスセンター」を新設し、3月11日より稼働開始しました。
 九州地域は半導体製造装置をはじめ、精密機械メーカーなどの工場立地が進み物流需要が高まっています。しかし、各装置の大型化や重量化に伴い、九州で生産しても神戸港や名古屋港へ国内転送して輸出するなど、九州エリアの梱包施設や大型クレーンを備えた倉庫施設が不足していました。
 このたび新設した「NX博多アイランドシティグローバルロジスティクスセンター」は、博多港アイランドシティコンテナターミナルに隣接し、梱包工場を併設しています。これにより、梱包後貨物のトラック転送における、輸送時間、コスト、複数回の積み下ろしによる貨物のダメージリスクなどが抑えられます。また、倉庫内には九州地域では最大級となる天井クレーンを備え、屋内における全天候型の作業が可能です。半導体製造装置や大型貨物、重量物などの特殊貨物の梱包・保管・出荷にも対応します。施設屋上には太陽光パネルを設置し、施設内で使用する電力の5割以上を発電することで環境負荷軽減にも貢献します。


(倉庫外観)



(倉庫内観)