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掲載日:22.08.03

アルペン/2024年に大型倉庫が稼働~物流DXで6割省人化

 アルペンは福玉との協業により、愛知県大口町に4万3000㎡の大型倉庫「大口ディストリビューションセンター」を2024年初旬に稼働します。倉庫には村田機械の国内最大規模の搬送機器「シャトル型自動倉庫」と、省スペースで高能力を実現した仕分け機「クロスベルトソーター」を導入し、最新マテハン導入による物流業務削減の省人化効果は既存対比6割を見込んでいます。
 アルペンはアパレル、シューズ、小物、大物と、カテゴリ別に物流網を再整理し、効率的でムダがなく変化に柔軟に対応できる強固な物流網を構築するという新物流戦略を立案、実行しています。
 第1弾として、21年に大物、小物カテゴリの専用倉庫「小牧ディストリビューションセンター」を稼働させ、小物倉庫では日本初導入となる3Dロボット倉庫システムALPHABOT(村田機械製)を21年11月から稼働しています。
 さらに今回、第2弾としてアパレル、シューズカテゴリの専用倉庫を新設します。アパレルとシューズを1つの拠点に集約することで投資を集中させることができ、高いコスト効率と投資効果を生み出します。これらにより、①店舗までの供給リードタイムの大幅短縮化、②売場/ブランド別梱包納品による店舗品出しまでの作業簡素化、③出荷物量コントロールによる庫内作業人数および配送の最適化、の実現を見込んでいます。
 新センターでは、1階に設置するシャトル型自動倉庫と3階に設置するクロスベルトソーターを、自動倉庫の入出庫装置で直結します。出荷ケースの自動製函機や自動封緘機、自動サイズ計量器などの機器も導入します。


アルペン大口ディストリビューションセンター
(アルペン ホームページより)