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掲載日:21.12.01
日本郵便/厚さ7cm以内の小型荷物を投函できる新型ポスト設置開始
日本郵便は、厚さ7cmまでの郵便物が投函可能な新型郵便ポストを開発し、その第1号を品川郵便局(東京都品川区)に設置、運用を開始しました。
近年のEコマース・フリーマーケット市場の拡大に伴い、厚みのある荷物の取り扱いが増えています。同社では、フリマアプリ利用者などから厚みのある荷物をポスト投函で送りたいという要望も受け、身近な差し出しチャネルである郵便ポストの活用を検討した結果、投函口の高さを従来の3cmから7cmに広げた新しい郵便ポストの設置を決めました。
新型ポストには盗難防止対策として投函口にカバーが取り付けてあり、手を入れて荷物を取り出すなどはできない仕様となっています。
なお、郵便ポストに差し入れ可能な郵便物および荷物に変更はないことから、ゆうパックなどは引き続き郵便局窓口または提携しているコンビニでの差し出しが必要となります。
斎藤貴郵便・物流事業企画部長は「新型ポストを設置することで、お客様の利便性が向上するとともに、コロナ禍での非対面、非接触のニーズにも対応できると考えている」としています。
新型ポストは10月中に8都道府県15局に順次設置しました。今後は利用状況を見極めながら、設置場所の拡大を検討していくとしています。
新型郵便ポスト
(日本郵便 ホームページより)