物流用語に強くなろう:
掲載日:20.06.03
宵積み(よいづみ)
朝一番に荷物を輸送するため、前日またはそれ以前(休日前)の夕方以降に荷物を引き取って、あらかじめトラックに積んでおくことです。「積置き」とも呼ばれます。搬入先に制限がある場合などにも行われます。
通常の作業では、荷主にとってその分倉庫のスペースを有効利用できるメリットもあります。
物流事業者にとって、荷待ちのための車両待機時間の削減により実車時間を増やす、運行計画が立てやすくなるなど生産性向上の効果があり、ドライバーにとって運行負荷軽減の効果もあります。
宵積みの場合、別料金が必要になります。これは、荷物を一時的にトラックに保管するのに伴い発生する費用(留置料)です。納品前日だと3~5000円、前々日だと7~8000円となります。