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掲載日:25.12.24
コスモ石油/JR西日本の鉄道営業列車へバイオ燃料を供給、CO2排出量実質ゼロを実現
コスモエネルギーホールディングスのグループ会社であるコスモ石油マーケティングは、JR西日本が運行する気動車(ディーゼルカー、燃料は主に軽油)営業列車向けに、100%次世代バイオディーゼル燃料を供給しました。100%次世代バイオディーゼル燃料による気動車営業列車の運行は国内初の取り組みとなり、当該列車のCO2排出量は「実質ゼロ」となります。
次世代バイオディーゼル燃料の供給は、コスモ石油の海外子会社が海外サプライヤーとの連携強化を図って調達、品質管理、供給安定化に向けた協力体制を構築してきました。
次世代バイオディーゼル燃料は、食料と競合しないバイオマス(廃食用油、微細藻類など)を原料とし、石油由来の軽油と同じ炭化水素構造を持つため、既存のディーゼルエンジンに100%代替燃料として使用可能です。
気動車営業列車への給油