最新業界動向:
掲載日:25.12.24
昭和産業とネスレ/小麦粉とコーヒーのラウンド輸送を開始
昭和産業とネスレ日本は、持続可能な物流網の構築を目指し、往路は小麦粉などの食品原料製品を、復路はコーヒーなどの飲料製品を運ぶ「ラウンド輸送」(トラックが荷物を届けた後の復路で別の荷物を運ぶことで空荷走行を減らし、車両の稼働効率を高める“循環型”の輸送方法)を、週3回の運行で25年10月から開始しました。
往路は、昭和産業鹿島工場(茨城県神栖市)から静岡の営業倉庫に小麦粉などの食品原料製品を輸送し、復路は、ネスレ日本島田工場(静岡県島田市)から千葉の倉庫にコーヒーなどの飲料製品を輸送する異業種連携です。復路の空荷を解消することで物流の効率化につながるほか、当該路線におけるトラックの使用台数を従来より約50%削減できる見込みです。