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掲載日:25.12.03
いすゞ/大型トラック「ギガ」を改良し発売
~安全装備とコネクテッド機能を強化~
いすゞ自動車は、大型トラック「ギガ」(6UZ1型エンジン搭載車)を改良し、発売しました。車輪脱落事故撲滅を目指し、国内の商用車として初めて車輪脱落予兆検知システムを全車に標準装備しました。さらに、将来の自動運転技術の実用化を目指し、各種安全支援機能を拡充し、事故の予防・抑制を図ります。
また、新たに「架装コネクテッドサービス」を開始し、車両と架装物トータルの稼働状況を遠隔で把握することが可能です。エクステリアデザインにはスマートさとダイナミックさを両立した新キャブデザインを採用し、大型トラックの新たな「顔」としました。
車輪脱落予兆検知システムは、ホイールナットの緩みが発生した時の異常を検知し、車輪脱落の予兆の段階で警告表示とブザーでドライバーへ注意を促すことで、車輪脱落事故の予防に貢献します。
右左折時の歩行者検知に対応したプリクラッシュブレーキ(PCB)を全車に標準装備しました。交差点の右左折時に、対向歩行者に対し衝突の危険性が高まった場合には、PCBが作動して衝突回避を支援、もしくは衝突被害を軽減します。
左折巻き込みブレーキ機能も全車に標準装備しました。交差点の左折時に、車両左側方の順行自転車に対して巻き込みの危険性が高まった場合には、ブレーキが作動し、衝突被害を軽減します。
レーンキープアシスト(LKA)に側方衝突抑制機能を新搭載しました。車線変更時に、隣接車線を走行する車両に対して衝突の危険性が高まった場合には、LKAが作動し、車線内側に車両を戻すことで、衝突回避を支援します。