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掲載日:25.12.03
物流連/日本物流大賞を創設~来年6月に第1回表彰式
日本物流団体連合会(物流連)は、「物流環境大賞」と「モーダルシフト優良事業者大賞」を発展的に統合した「日本物流大賞」を創設します。カーボンニュートラルや生産性の向上などを通じて、広く、将来にわたって持続可能な物流を目指す取り組みを行った団体・企業または個人の功績を顕彰する表彰制度です。持続可能な物流の構築と発展に向けた関係事業者などの意識の高揚と取り組みの促進に資するとともに、社会全体に広くその意義と重要性を知らせることを目的としています。
物流連の長澤仁志会長は、「重複をなくし、一本化して大きな賞に発展させたい。国民に理解いただける案件も対象になる」と話しています。
評価基準は、将来にわたって持続可能な物流を目指す取り組みを広く評価するとしています。例として、「モーダルシフト」の取り組み、「事業者間連携」による効率的な物流体制の取り組み、「先進技術を活用」した物流効率化の取り組み、「環境負荷低減」の効果が顕著な取り組み、労働負荷軽減や生産性向上の効果が顕著な取り組み、その他選考委員会で特に評価すべきと判断された案件を挙げています。
第1回大賞の募集期間は12月15日から2026年3月13日、表彰式は26年6月に開催予定です。