物流情報ポータルサイト

25.10.01 NXワンビシ/コージェントラボと提携~AIが自動で読取、文書自動データ化サービスを開始 25.10.01 ANA、セコマ、野嵩商会、DNP/北海道の牛乳などを沖縄へ即日空輸 25.10.01 TRC/「CLOサポートユニット」を発足

最新業界動向:
掲載日:25.10.01

NXワンビシ/コージェントラボと提携~AIが自動で読取、文書自動データ化サービスを開始

 NXワンビシアーカイブズとCogent Labs(コージェントラボ)(本社=東京都港区)は、業務自動化サービスの展開に向けた資本業務提携を締結し、9月2日都内で会見を開きました。両社には協業による実績があり、今回の資本提携では、コージェントラボはNXワンビシアーカイブズを引受先とする株式の第三者割当を実施しました。
 コージェントラボは、AIの認識・自然言語処理技術を活かしてドキュメント処理全体の自動化を実現する『COGENT AI プラットフォーム』の構築を進めており、その一環として次世代AI OCR「SmartRead(スマートリード)」を提供しています。
 NXワンビシアーカイブズは、情報資産の管理・活用において高度なセキュリティ環境でのオペレーションが強みです。AIだけでは十分に対応できない、AIでは代替できない業務領域に対し、蓄積してきたノウハウを生かし、IT技術と調和させながら総合的なサービスとして提供しています。
 両社は、最初の協業サービスとして、文書の自動データ化サービス『COGENT AI SmartRead PLUS+』の提供を開始します。注文書、請求書、納品書、証明書、報告書などあらゆる形式の文書に対応します。文書の引き取りとスキャンを行い、AIが自動で仕分け、読み取りを行います。専門オペレーターによる確認・補正プロセスを組み込むことで、これまで読み取りが難しかった文書でも信頼度の高い構造化データを提供します。同サービスはパイロット版を10社弱の会社に導入、25年度は100社を超える導入を目指します。
 NXワンビシアーカイブズの高橋豊社長は、「コージェントラボの先進的なAI技術と当社のセキュリティ・オペレーションを組み合わせることで、これまでにない利便性と信頼性を備えた業務自動化サービスの提供が可能になる」と、コージェントラボのエリック・秀幸・ホワイトウェイ社長CEOは、「協業を通じ、企業のDXを加速させることはもちろん、人々がより創造的で付加価値の高い仕事に集中できる社会の実現に貢献していく」とコメントしています。


左から高橋豊社長、エリック・秀幸・ホワイトウェイCEO