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掲載日:25.10.01

食品6社とF-LINE/共同配送でモーダルコンビネーション(鉄道×トラック)のトライアル輸送を実施

 国内食品メーカー6社とF-LINEは、北海道地区における共同配送に鉄道とトラックを組み合わせた「モーダルコンビネーション」のトライアル輸送を9月から開始しました。
 札幌~帯広間の中距離幹線輸送を鉄道輸送に切り替えることにより、幹線輸送のCO2排出量を約43%削減させます。
 味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清製粉ウェルナ、ハウス食品グループ本社、MizkanとF-LINEは、北海道地区における共同配送を2016年から開始してきました。23年10月には札幌市と北広島市の2カ所に分散していた保管・配送拠点を札幌市内の1カ所に集約することで保管・配送の共同化を推進するなど、物流効率化を追求してきました。
 今回の取り組みは、札幌市の共同配送拠点から帯広市の中継拠点までのトラック輸送のうち、札幌貨物ターミナル駅~帯広貨物駅間の中距離幹線輸送を鉄道輸送にシフトし、中継拠点から納品先への近距離配送はトラックを利用します。直送対象の大口納品先には従来通りトラック輸送し、列車運休時や車両欠車時は鉄道とトラックが相互リカバリーする複線化を図ることにより、「モーダルコンビネーション」の実用性を総合的に評価することを目的としています。この取り組みは、国土交通省のモーダルシフト等推進事業費補助金の申請を行い、交付が決定しています。