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掲載日:25.10.01

通販協会/通販・EC市場は14兆円規模~前年比7.3%増と伸び率上昇

 日本通信販売協会(JADMA)は、2024年度通販市場(EC含む)の売上高を調査し、速報値を公表しました。通販・ECの売上高は、前年度比7.3%増の14兆5500億円となり、金額ベースで前年度に比べ9900億円の増加となりました。
 円安などによる原料価格高騰も進むなか、24年度の伸び率は前年を0.6ポイント上回りました。直近10年の平均成長率は9.1%と、98年度以来26年連続して増加傾向が続いています。
 通販・EC市場では、売上規模の大きい主要企業を中心に堅調な成長が続いています。業界全体の動向としては、主にコールセンターやフルフィルメント、マーケティング領域におけるAIの活用による業務効率化の進展や、企業のM&Aを通じた事業多角化の動きが目立っています。
 なお、本調査は、協会会員385社(調査時点)を対象に実施した実態調査の回答の売上部分を先行集計した結果と、各種調査から推計できる有力非会員392社(衣料品、雑貨、化粧品、健康食品などの物販が中心)の売上を加えて算出したものです。