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掲載日:25.09.03

NX総研短観/国内荷動き指数、7~9月に小幅上昇の見通し、トラック運賃・料金はやや上昇圧力

 NX総合研究所は、企業物流短期動向調査(6月調査)の結果を公表しました。国内向け出荷の荷動き指数について、4~6月の実績はマイナス14(前期(1~3月)から3ポイント低下)、7~9月の見通しはマイナス11(当期(4~6月)から3ポイント上昇)としましたが、下振れの可能性もあるとしています。「荷動き指数」は、2023年1~3月実績以降10期連続で2桁のマイナス数値となり、低迷が続いています。
 4~6月の実績を業種別にみると、食料品・飲料、その他製造業、窯業・土石など全15業種中6業種で上昇しましたが、パルプ・紙、木材・家具、生産財卸、金属製品、繊維・衣服、一般機械など7業種で低下しました。
 輸送機関別に見ると、4~6月の実績では一般トラック、宅配便で低下し、7~9月の見通しでは全6機関で改善の動きとしています。
 輸出入貨物量の荷動きについては、外貿コンテナの輸出・輸入、国際航空の輸出・輸入のいずれもマイナスの指数値を示し、7~9月も総じて低調な動きが続くとしています。
 運賃・料金の動向は、一般トラック、特積みで上昇圧力がいくぶん強まる見通しです。