最新業界動向:
掲載日:25.07.02
パナソニックコネクト/カメラや音声デバイスと連携し、検品やピッキング作業を効率化
パナソニックコネクトは、100%子会社のZetes(ゼテス、本社=ベルギー・ブリュッセル)のソリューション群のうち、物流業界における庫内作業のデジタル化や省力化を実現する倉庫実行管理システム(WES)「ZetesMedea(TM)(ゼテス メディア)」のオプション機能として、カメラを用いて複数バーコードの一括読み取りが可能な「ゼテス メディア カメラベリフィケーション」と、音声認識を活用し、倉庫内でのピッキング作業を効率化する「ゼテス メディア ボイスピッキング」を、6月から提供開始しました。
カメラベリフィケーションの特長は、①複数の荷物のバーコードを一括で読み取りが可能。ハンドリフトに荷物を積載したままの読み取りも可能なため、検品のための荷下ろしや荷積みの手間を削減でき、作業時間の短縮に繋がる、②ハンドリフトやベルトコンベア上で移動している荷物のバーコードも読み取り可能。既存の現場運用を変えることなく、スムーズにシステムを導入できる、③バーコードの読み取り結果をサーバーと自動照合。誤積載などの要因で計画外のバーコードが検出された場合にアラート通知されるため、誤出荷を未然に防ぐ。読み取り結果は自動保存されるため、作業履歴と連動した実績管理が可能です。
ボイスピッキングは、作業員が装着したヘッドセットを用いてピッキング作業指示や作業状況の入力を音声認識で行うことで、ハンズフリーでのピッキング作業が実現可能となります。