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掲載日:25.07.02

JR貨物/鉄道輸送用液化水素タンクコンテナの開発へ

 JR貨物は、川崎車両、鉄道総合技術研究所と三者共同で、NEDO助成事業に対して「鉄道輸送用液化水素コンテナの開発」を提案し採択されました。
 陸上輸送用(自動車用)タンクコンテナはすでに実用化されていますが、鉄道輸送ではコンテナ貨車搭載時の振動など輸送環境が異なるため、陸上輸送用をベースに鉄道輸送固有の振動耐久性能、高断熱性能、蓄圧性能を満たすタンク技術の開発と検証が必要になります。タンクコンテナは30フィート級サイズを基本に、40フィートサイズへの拡大も検討します。
 試作したタンクコンテナを用いて鉄道での輸送試験を実施し、データの評価検証や運用時の安全性評価を行うとともに、列車による輸送や駅構内における荷役など、作業に対する適応性を確認します。事業期間は2025~2027年度を予定しています。