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物流用語に強くなろう:
掲載日:25.06.04

後側方視界情報提供装置

 車両の後側方や側方の見えにくい領域の安全確認を補助するため、カメラで視界を撮影し、車室内の表示装置に画像を表示する装置のこと。トラックやバスのASV(先進安全自動車)技術の一つです。
 後側方視界情報提供装置は、後退(バック走行)時には「近接後方カメラ映像」を車室内の表示装置に表示します(電源スイッチON+シフトレバーが「R」の時)。走行時や停止時には「遠方後方カメラ映像」を表示します(電源スイッチON+カメラスイッチONの時)。
 バック走行時の映像だけでなく後側方全体を網羅する機能を有し、「サイトアラウンドモニタリングシステム」あるいは「リアビークルモニタリングシステム」の一つです。
 以前に紹介した「側方衝突警報装置」は、車体左側方に接近してくる自転車などを検知し、交差点の左折時に衝突の危険性がある場合、ドライバーに対して視覚や音により警報・注意喚起を行い、左折時の巻き込み事故を予防する「巻き込み警報装置」のことです。



国土交通省自動車局 先進安全自動車推進検討会資料より