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掲載日：25.06.04

陸災防／「フォークリフト荷役技能検定」今年度から厚労省認定に

　陸上貨物運送事業労働災害防止協会が2015年度から実施している「フォークリフト荷役技能検定」が厚生労働省認定となり、今年度から「陸災防フォークリフト荷役技能検定」として運用されます。
　厚生労働省は、一定の基準を満たす検定制度を「団体等検定」として認定する枠組みを2024年3月に新設しました。認定を受けると「厚生労働省認定」の検定制度となることに加えて、検定の合格を目指す社内訓練のうち、要件を満たす訓練費用の一部助成などを受けることができるようになります。
　検定の名称が変更されましたが、実施内容は、これまでと同様に、学科試験および実技（点検・運転）試験であり、変更はありません。
　旧検定では、有効期限を5年とする合格証を交付していました。新検定では合格証の有効期限を定めることができないため、検定合格者のフォークリフト運転業務従事者講習の受講を奨励するため、陸災防独自事業として、検定合格証とは別に、有効期限が記載された証明書（プラスチックカード式）を陸災防が交付します。