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NXトピックス:
掲載日:25.06.04

NXグループ、日本発-中東欧地域向け 海上輸送サービス「ウィーン混載」を開始~cargo-partnerの拠点を活用し、中東欧地域へのサービスを拡充~

 NIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社、日本通運は、同グループのcargo-partner GmbHと連携し、日本発、中東欧地域向けの輸出貨物に対応する「ウィーン混載」サービスを開始しました。



【サービス開発の背景】
 近年、中東欧地域への輸出貨物の需要が増加している中、日本発の混載サービスの選択肢が限られていることや、リードタイムの不確実性が課題となっていました。このような課題に対応するため、中東欧に広いネットワークを持つcargo-partnerと連携し、同社ウィーンCFSを起点としたクロスドック方式による中東欧地域向けの混載サービスを開始しました。

【ウィーン混載サービスの概要】
 このサービスは、日本国内の主要港(東京、横浜、名古屋、神戸、博多、門司)から中東欧地域の各仕向地(ウィーン、グラーツ、リンツ、インスブルック、ザグレブ、プラハ、ブダペストなど計26か所)への輸送を対象としています。ウィーンCFSまでの輸送は北欧州向け直行船「FP1」を利用したコンテナ一貫輸送を実施。ウィーンCFSでコンテナから貨物を卸した後、各仕向地へ輸送します。発着の取り扱いはNXグループで行うため、高品質で安心・安全なサービスを提供します。

【サービスの特徴】
・豊富な仕向地
 ウィーンCFSを起点とし、中東欧全域にサービスを提供します。中東欧地域に多くの
 拠点を持つcargo-partnerの幹線輸送を利用することで、広範囲で密度の高いサービス
 を提供します。
・高い輸送品質
 日本から北欧州までは直行船を利用し、ウィーンCFSまでコンテナ一貫輸送を実施。
 発着CFSではNXグループの拠点で作業を行うことで、高い輸送品質を確保します。
・魅力的な価格
 従来のサービス価格に比べて、平均20~30%のコスト削減を実現します。