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掲載日:25.05.07

物流連/事業計画説明、物流業界の革新に対応
~中途採用にも物流の魅力を発信

 日本物流団体連合会(物流連)は、理事会を3月17日に開催し、新年度の事業計画を決定しました。理事会後の記者会見で、真貝康一会長は、「物流が持続的成長を遂げていくには、抜本的・革新的な構造改革をしていく必要がある。政府や個々の物流事業者、あるいは物流業界の革新に向けた流れを強い流れにしていくため、物流連も役割を発揮し、革新の動きに適切に対応していきたい」と述べました。
 新年度事業計画は、政府が次期総合物流施策大綱を策定することに合わせて、意見集約を行っていきます。物流業界研究セミナーや物流業界合同説明会は新卒者だけでなく第二新卒や転職者などの中途採用に対しても視野を広げ、物流の魅力を発信します。国際関係では、物流分野の国際標準化の動きに対応します。経営効率化関係では、年度前半まで障がい者の活躍促進に関する調査検討を行い、後半は先進技術の活用や物流デジタル化に関する検討に着手します。内閣府のサイバーセキュリティセンター(NISC)に参加しており、物流機能維持を柱の1つとして取り組みます。
 真貝会長は「働く価値観が変わる中で、優秀な人材確保の活動を強化していく」考えを示しました。