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掲載日:21.09.01

三菱ふそう/国内・アジア初「走行距離連動型リース」~テレマティクス技術を応用

 三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)と、メルセデス・ベンツ・ファイナンス ふそうファイナンシャルは、国内・アジアで初めての「リース料は、走った分だけ」のリースプログラム、「FUSOマイレージリース」のサービスを7月1日から開始しました。
 MFTBCのテレマティクス技術「トラックコネクト」が車両の走行距離を瞬時に把握し、月ごとの走行距離に応じてリース価格が変動します。新型コロナウイルス感染症の影響など困難な経済状況が続く中、顧客の事業を柔軟にサポートするのが狙いです。
 従来の自動車向けのリース契約では、一回あたりの支払は定額であるのが一般的でした。新サービスでは、料金は毎月一定の「月額基本料金」と、前月の実走行距離によって変動する「変動月額リース料」で構成されます。
 トラックを使用するビジネスでは、走行距離は事業の売上に直結します。長い距離を走った月は売上が伸び、走行距離が短い月は売上が少なくなります。繁忙期、閑散期、季節要因などトラックの稼働状況が変動するものです。そこで、新しいリース料の考え方として、走行距離、売上とリース料を連動させることとしたものです。走行距離が伸びなかった月は、リース料金を節約できることになります。顧客がトラックを導入する際に新たな選択肢を提供することで、顧客の事業をサポートします。