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掲載日:21.09.01

日通総合研究所/企業物流短期動向調査発表~2年半ぶりプラスへ浮上

 日通総合研究所は、7月29日、企業物流短期動向調査(日通総研短観6月調査)を発表しました。国内向け出荷量の「荷動き指数」の4~6月実績はプラス16となり、2018年10~12月実績以来2年半ぶりにプラスへ浮上しました。前期(1~3月)実績より32ポイント上昇し、前回(3月)調査の見通し(プラス4)から12ポイント上振れしました。7~9月見通しはプラス16で横ばいの見込みです。
 国内向け出荷量「荷動き指数」を、業種別でみると、4~6月の実績は全15業種のうち精密機械を除く14業種が大幅に上昇しました。7~9月の見通しは、輸送用機械や鉄鋼・非鉄など7業種で上昇が見込まれていますが、生産財卸や消費財卸など7業種で低下する見通しです。
 輸送機関別の「利用動向指数」をみると、4~6月の実績は全6輸送機関で大幅に改善しました。7~9月見通しでも総じて堅調です。
運賃・料金の「動向指数」は、トラックの上昇圧力が再び強まっています。4~6月の実績は全6機関で指数値がプラスとなり、7~9月見通しでもその傾向は変わらない見込みです。
 輸出入貨物量の「荷動き指数」は、4~6月の実績が全4機関で大幅に改善し指数値がプラスとなりました。7~9月見通しでも、全機関で指数値がプラスとなる見込みです。