物流情報ポータルサイト

24.03.06 NLJとLM/CO2排出量把握の実証開始~「みちびき」の高精度位置情報を活用 24.03.06 大林組/国内初、グリーン水素の輸送に鉄道を利用~輸送時のCO2排出量82%削減 24.03.06 サッポロビール/千葉~仙台工場間で鉄道輸送にモーダルシフト

最新業界動向:
掲載日:21.06.02

日通商事/トレーラブレーキ温度監視システムを発売

 日通商事は、トレーラのブレーキの異常な温度上昇を検知してドライバーに警告する「トレーラブレーキ温度監視システム」をデンソーと共同で開発し、4月27日から発売を開始しました。
 重量品や大型コンテナを積載できるトレーラは、国内の貨物輸送において重要な役割を担う一方で、ブレーキ周辺部品の異常による車両火災が続発しています。この異常は運行前点検などで発見することが極めて難しく、車両火災の原因となる異常を高精度で迅速に検知するシステムの開発が各方面から強く期待されていました。
 新システムは、周辺部品の異常によるブレーキ誤作動(ブレーキ引き摺り)が発生した際の車輪の異常な温度上昇を、全車輪に装着したセンサーで高精度に検知します。検知した温度上昇を車載コンピュータで車両異常によるものと識別し、運転手に警告インジケータを通じ警告します。運転手は従来、火災が発生するまで気付かなかったブレーキ異常を高精度で迅速に知ることが可能となり、いち早く安全に対処することが可能になります。