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掲載日:21.01.06

パナソニック/小型低速ロボットによる配送実証実験(フェーズ1)を実施

 パナソニックは昨年12月7日、神奈川県藤沢市のFujisawaサスティナブル・スマートタウンで、小型低速ロボットを使った住宅街向け配送サービスの実証実験について発表しました。昨年11月から公道での走行検証を実施(フェーズ1)、今年2月~3月(予定)に実証サービスの提供と検証を行います(フェーズ2)。
 国の成長戦略実行計画における低速・小型の自動走行ロボットの社会実装に向けて遠隔監視・操作型の公道走行実証を実施するとの方針を踏まえて実施するものです。同社がこれまで開発してきた自律走行ロボットや自社構内でのライドシェアサービスで培ってきた技術やノウハウを生かし、街の人々と対話しながら新たな配送サービスの実現に向けた取り組みを加速していきます。
 フェーズ1は小型低速ロボットの公道走行の実証です。管制センターと自動走行ロボットを公衆インターネット網で接続し、管制センターのオペレーターがロボット周囲の状況を常時監視。自動走行ロボットは障害物を回避しながら自律走行し、自動回避が困難な状況では管制センターからの遠隔操作に切り換えて走行します。 
フェーズ2は小型低速ロボットによる配送サービスの実証です。ロボット利用による配送サービスの省人化、スマートフォンのアプリを用いた非対面での荷物や商品の受け渡し、ロボットと遠隔管制センター間での対話機能によるコミュニケーションを検証します。