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掲載日:20.10.07

ビットキーとパナソニック/IoT宅配ボックスを共同開発~安全性と簡単設置

 デジタルキープラットフォーム開発のビットキー(本社=東京)は、IoT宅配ボックスをパナソニックと共同開発し、ソフトバンクが2020年度中に事業化を目指すIoT宅配ボックスサービスの実証実験に供給します。将来的にはソフトバンクのサービスとして、初期費用不要のサブスクリプション(有限期間の使用許可)モデルにてユーザーへの展開を目指します。
 EC拡大により宅配便が増加する中、高い再配達率が深刻な課題となっています。また、新型コロナウイルスの影響で非対面での受け取りニーズが拡大しています。「置き配」の普及に伴う盗難被害なども問題視され、防犯性に優れた宅配ボックスの需要が高まっています。
 今回ソフトバンクが取り組む実証実験では、ソフトバンクが自社の社員を対象に簡易設置型IoT宅配ボックスおよび専用アプリを提供し、システムの実用性やユーザーの利便性を検証します。専用アプリでは、宅配ボックスの解錠や荷物の配達日時・状況の確認を行うことができます。
 ビットキーが開発・特許を取得した「bitkey platform」を活用することで、宅配ボックスの開閉における高い安全性を実現します。また、手軽に設置ができ、盗難や強風などによる転倒も防ぎます。