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物流用語に強くなろう:
掲載日:18.11.21

CONPAS(Container Fast Pass)

 コンテナターミナルの搬出・搬入ゲート手続きを効率化するため、関東地方整備局が2017年度に開発した新・港湾情報システムです。
 以前に開発したドライバー情報(PS情報)を活用して、ドライバー情報のほか貨物情報や車両情報を事前に登録します。コンテナターミナル入場ゲートでは、ドライバーがPSカードをかざすだけでTOP(ターミナル・オペレーション・システム)に照合され、入場手続きが完了します。



 18年3月に横浜港南本牧ふ頭で試験運用した際には、所要時間が約2割削減しました。併せて、ターミナル3km手前に設置したETCの活用により、ゲート到着前に事前荷繰り指示を出すことで、事前準備のための時間を15分程度確保できました。
 コンテナの搬出予約は、午前・午後の枠取りのみでしたが、18年7月から1時間単位で行えるようになり、搬出の平準化がはかられました。19年には搬入ゲートでも試験運用を行う予定です。