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掲載日:17.09.26

国土交通省/営業用貨物車の平均走行距離40km、自家用の3.2倍

 国土交通省は、自動車起終点調査(OD調査)の2015年度集計結果をまとめました。この調査は、出発地から到着地までの移動など道路がどのように利用されているかをみるもので、約5年に1回実施されています。
 貨物車の場合、1トリップの平均移動距離は営業用が39.8km、自家用が12.3km。営業用はピークの1999年から長期的に減少傾向にあり、自家用は逆に増加傾向にあります。
 それでも営業用は自家用の3.2倍の距離を走っている計算になります。ちなみに99年は営業用が自家用の3.9倍でした。
 貨物車全体でみると、トリップ長が10km以下が全体の6割強を占めます。しかし、長期的にみると(90年調査比)、2~5kmが28%から24%と減り、30km以上が9%から13%へと増えています。