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掲載日:20.11.04

ANA/手荷物積み付けロボットとトーイングトラクターを接続~自動化の領域広がる

 ANAは9月28日から10月5日まで(土・日除く)、実際のオペレーションにおいて、手荷物積み付けロボットと、自動運転トーイングトラクター(空港などで手荷物・貨物を収容した荷車・コンテナなどを牽引する車両)との接続により、顧客から預かった手荷物を航空機に搭載する一連の工程で自動化の領域を広げていく考えです。
 ANAグループでは、空港地上支援業務のSimple&Smart化の実現に向けて、九州佐賀国際空港をイノベーションモデル空港として位置付け、先進技術の集約・可視化を図るとともに、個別の技術検証や実証実験を進めてきました。3月には国内では初めて、ロボットによるバルクカート(航空機に直接搭載される手荷物・貨物を搬送するための荷車)への手荷物の積み付けを実用化し、今まですべてを人が担っていた業務で、人とロボットの協働を通じて、顧客の手荷物をより安全かつ効率的に積み付けることができるようになりました。
 今回の取り組みを通じて、安全性をはじめ、定時運航を前提としたオペレーション品質や、作業工程前後での連携などのハンドリング面での検証・確認を行い、人の役割の見直しならびに新たな働き方の構築につなげる考えです。