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掲載日:20.10.07

サッポロビール/ベトナム国内輸送で内航船モーダルシフト~CO₂排出量削減

 サッポロビールは、ベトナムの国内物流において、環境負荷の低減および長距離トラック輸送の削減を目的に、南部にある「サッポロベトナム ロンアン工場」と北部との間の輸送で、7月から内航船の使用を開始しました。
 ロンアン工場は、日本のビールメーカーとして初のベトナム国内の工場で、従来、同工場からベトナム北部へ向かうビールは、北部の物流拠点まですべて陸路でのトラック輸送でした。
 今回、陸路の大部分を海路に切り替え、ロンアン工場からホーチミン港を経由し、ハイフォン港まで内航船を使うルートでの輸送を新たに開始しました。これにより年間のCO₂排出量を約450トン(従来比で約64.5%)削減できると見込んでいます。
 日本国内で培った物流ノウハウをもとに国を超えて新たな輸送体制を構築することで、さらなる持続可能な社会への貢献を目指していくとしています。
 なお、新ルートでは、ロンアン工場からホーチミン港まで、およびハイフォン港到着後の倉庫から物流拠点までの移動は、トラック輸送となります。